アイスランド – 氷と火の地
アイスランドは北大西洋の真ん中にある孤独な小さな島のように見えますが、その小ささにだまされてはいけません。この島は、驚異的な川と青々とした渓谷、息をのむような氷河と山々、活火山、古代の溶岩原、驚くほど多様な景色を誇ります。実際、唯一ひかえめな事実と言えば、約35万人という人口でしょう。
アイスランドは、ヨーロッパとアメリカを 2 つの大陸プレートで分ける大西洋中央海嶺に位置しています。
全国各地に火山がありますが、全てが活火山というわけではありません。ヘクラ山はかつて地獄の玄関口などと言われていた火山です。また、つい最近では、レイキャネス半島で噴火が起こりました。これは800年ぶりの噴火だそうです。
氷河はアイスランドの総面積の約 11% を占めています。最大のものはヴァトナヨークトル(Vatnajökull)で、最大1kmもの厚さ。また氷の洞窟があり、レイキャビクから日帰りで簡単にアクセスできます。スナイフェルス山は、ジュールヴェルヌの有名な小説、地底探検( Journey to the Center of the Earth )の舞台です。
氷河から溶け出した水は川に流れ、美しい滝を作り出します。サケ、マス、それにイワナは、春に湧き出る川や湖の多くに生息しています。
地熱エネルギーは、建物の暖房や発電に使用されます。アイスランドの家のほぼ 90% はこの方法で温められているそうです。化石燃料は主に運輸および企業が使用し、総エネルギー使用量の約 15% を占めています。アイスランドでは、地熱エネルギーの使用により環境汚染が少なくなっています。
アイスランド人はタフな人たちです。彼らはやや恥ずかしがり屋で家族を大切にします。強い労働倫理があり、自然への途方もない愛情を持っています。そして逆境の時に一丸となって粘り強くがんばる信じられないほどの強さを持っています。また、一般的には楽観主義で、「何とかなる」と言う気持ちで生活している人が多いです。
乗馬はアイスランドにいるときは絶対おすすめです。ツアーは様々な場所で予約できます。馬に乗ったことがない人でも参加できます。馬はとても落ち着いていますので、馬に馴れていなくても乗ることができます。
グリーンランドはアイスランドから飛行機ですぐのところにあります。それは一般的に独立した目的地ではないので、間違いなく日帰り旅行がおすすめ。一面雪の世界です。